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FX取引を行う場合は中央銀行の為替介入に注意する

為替のチャートが大きく変動するタイミングはいくつかあります。たとえば、重要な経済指標の発表時がそうです。発表日の当日朝などに口座を持っているFX会社から、値が大きく上下することがあるので要注意というメールが届くことがあります。しかし、経済指標の発表時についてはそれほど心配する必要はありません。

 

というのは、あらかじめ、何月何日に発表されるということがわかっているので、それまでに決済を行うなどして影響を受けることを避けることができるからです。問題は中央銀行の為替介入が行われた場合です。中央銀行とは紙幣の発行などを行っている銀行のことで、日本では日本銀行がそうです。ほかの銀行と違い、個人の預金を受け付けるということはなく、経済の安定などのために活動しています。そして、中央銀行の役割の一つに、為替相場の是正があります。たとえば、日本銀行であれば、円がドルに対して高すぎるといった場合、円安にするために大臣の命令を受けて大量の資金でドルを購入します。重要指標発表時の比ではないぐらい、為替相場は一気に変動します。

 

為替介入は、あらかじめ予告して行うとまったく意味がないので、突然行われるのが特徴です。なので、FXでポジションを持っている状況で行われると、あっという間にロスカットされてしまうこともあり得るのです。なので、FX取引をしている場合は、政治家が現状の自国通貨の価値に問題があるという発言をよくするようになったら、必ず為替介入を警戒するようにしましょう。

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