国内FX会社と海外FX会社を比べると、レバレッジの大きさが最も大きな違いとなります。国内FX会社も以前は大きなレバレッジを提供していましたが、投機性が大きすぎるということで外為法が改正され個人の場合でレバレッジは25倍までとなりました。投資家保護という観点では良いことだと思いますが、本来の商品性を考えると非常に残念です。このように海外FX会社には大きなメリットがあるのですが、同時に多くのデメリットも存在します。
まず第一に考えられるのがスプレッドの大きさです。国内の場合ですと、ドル円で0,3銭前後という感じですが、これが海外業者だと2銭前後となります。実際に取引してみるとこの差は大変大きいです。中にはキャッシュバック制度があるケースもありますが、それでも1銭を超えるところが大半です。
次に、改善はされてきているものの入出金の面倒なところです。国内業者の場合には、入金は24時間365日リアルタイム、出金も翌営業日というのが常識ですが、海外業者の場合には非常に面倒です。海外業者の場合には、クレジットカードでの即時入金ができますが、この場合も出金は非常に面倒です。また、ネッツラーも以前のような利便性を失っています。
さらに、手数料が多くかかるのも大きなデメリットとなります。最近では、日本の投資家向けの海外業者も多くなっていますが、頑張っている業者、そうでない業者と玉石混交状態です。頑張っている業者についても国内業者のようなサービスを期待することはできないというのが現状です。
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